なんか黒部ダムに向かう方がいらっしゃるらしいので、例の地点への行き方を書いておきます。
NOeSISはだいたい実際に起った事件、事故を元ネタにしています。
遥が縁のマンションふっ飛ばしたのも、実は元ネタの事件があります。
事故後に一切の報道がもみ消されたのも、ゲームと同じ。
……現実感無いとか、ファンタジー過ぎて投げたって感想酷いよね、こっちは現地まで行って取材してんのにさ。
*嘘吐きの縁と、欠けたひまわりの縁は、微妙に設定が違ってます。
*縁あれで登場終わり?って聞かれましたが、心の顔が続けば最後辺りにも出てきます。
雪深く気温が低い厳冬期の黒部峡谷は泡雪崩が発生しやすく、1938年12月27日富山県下新川郡宇奈月町志合谷(現在の黒部市)で発生した泡雪崩では、黒部川第三発電所建設に伴うトンネル工事の作業員が宿泊していた鉄筋コンクリート造宿舎の3階および4階部分が川の対岸600mまで吹き飛び84人の死者(うち47人は遺体の確認ができなかった)を出している。なお、一連の黒部川での電源開発工事では、出し平で34人、竹原谷で21人の泡雪崩による死者を出している。wikipediaより
つーわけで、早速黒部ダムに向かいましょう。
朝の5時でこれだけの人。
しかし、最終的に2,3人くらいまでに減ります。
人気無い……つーより、あまりにも過酷なので誰も来ない。
トロバス。
黙れ、淫獣。
ちなみにこの淫獣は帰りのバス待ちの時に、黒部の歴史紹介をしてくれるのですが……。
建設資材を意気揚々と運ぶ笑顔の素敵なにーちゃんの映像とか出てきて、ちょっと楽しそうですが……。
騙されるなよ、あの映像で出てきた建設労働者、その後すぐ全員死んだんだからなっ!!ダムダム君の笑顔のナレーションで、さも何事もなかったかのようにされてんのが超怖い……。
ちなみに黒部第三建設で300名以上。
黒部第四でも170名近く亡くなってます。
電気を大切に使おうねっ!!
夏休み期間くらいから放水してんのかな?
とにかく凄い迫力。
向かうのは、みんなと反対側のあっちの山。
トロバス脇を通り抜けます。
ひっそりと登山道。
場所がわからない場合は、バスの人に聞こう。
さあ、出発だ!!
高低差200mを一気に駆け下ります。
振り返ると……。
放水した水は上空で霧になり、直接水面に注ぐことはあありません。
でも、すごい水量。
さあ、楽しくなって参りました。道中簡易の橋がかかってますが、なければジャンプして渡っていきます。
ちなみに黒部の水は、今まで飲んだどの水よりも美味しい。
……命懸かってるからね……。
斜面も急になり、笑うしかない道が目の前に展開されます。
ヒドイ高低差。
黒部魔の回廊は、これが永遠続きます。
人の子よ、何故ここに来た!!
決して容赦などしないぞ!!先にも後にも自分しかいない。
その道は容赦なく通行人に爪を立て、牙をむく。
静寂と孤独の中、人間というものの小ささを思い知らされる。
紹介できるのは、ここまでです。
*2010年の写真。
後の続きは、あなたの目で確かめてください。
私も今年リトライしてみるつもりです。